2009年04月22日

★☆花ももの里ぎゃらり~③☆★

んばんは、七代目です。





本日もお付き合いどうぞよろしくお願いします





いや、さすがに撮り過ぎた感はあるのですが。







春はひとを芸術家にさせる・・・






どこかで聞いたようなフレーズだなー








いや、一眼レフの重さを両手にガッシリとたずさえてみてください







野山をかけまわり、自然のもつ美しさに魅入られますよ♪








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ピンク・白・赤、どの花も素敵です・・・






とくに白は、純白の花嫁のような清廉さをもつ美しさ。






こんなすがすがしい気持ちを常にもっていたいもんですね!












七代目がハナモモに取り付かれたように撮影している一方で、
ほとんどのお客様は無料で振舞われる餃子と豚汁に集まっておりました







それはそうです






七代目もおなかがグゥ~ってなってます






でも、がまんです!!













世界的に生息数が激減しているといわれているミツバチさんも発見。






せっせと働いておりました。







ミツバチの数が減ってしまうと、フルーツの値段が高騰してしまうのだとか?







当り前のように思っていた自然の営みに、ミツバチさんに感謝なのです











今年、福島に花見に来たひとはラッキーでしょう






本来、桜と桃の花が一緒に咲くことはありません。





ハナモモと菜の花も一緒に咲くことはありません。






ものすごい偶然が重なって、この美しい景色をつくっているといえるでしょう











美しい景色を撮っているうちに、誰かのファインダーにもおさまっちゃいました☆






でもいいですもんね、春ですもんね












おいらの頭の中が春ってか!












この写真を撮影したのが4/19になりますが、まだ咲きかけの
蕾もたくさんありました。






吉川屋にいらっしゃることがあれば、花ももの里のことなど、
現場のスタッフに聞いてみてくださいね♪






もちろん私でもいいですよ~(^o^)/







風薫る桃源郷、みなさまのお越しをスタッフ一同心より
お待ちしておりますっ!!







●春の花は心穏やかにしてくれます
 あなたの心に爽やかな春の風が吹きますように




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Posted by まちゃき七代目 at 19:40Comments(2)七代目カメラ劇場

2009年04月20日

★☆花ももの里ぎゃらり~①☆★

んばんは、七代目です~





週末はとても晴天で、各地で旅行日よりだったみたいですね♪





おかげさまで、吉川屋も大変慌しく、充実しておりました(^_^)






「三春の滝桜」は1日で7万人も訪れて、高速ICまで渋滞したそうですね~





7万人って・・・





土曜日は「花見山」にバスが300台入ったというし、もうなんか





ケタが違ってますね。











福島の花見・・・おそるべし!!!












そんなうららかな日曜、吉川屋から車で3~4分にある小さな桃源郷
「花ももの里」では、「花ももの里まつり」が行われておりました。






飯坂太鼓の実演にはじまり、ヨサコイの地元グループの踊りや、
有名な餃子屋さんの餃子・トン汁の無料の振る舞い、また
三味線の演奏やプレゼントが当たるクイズ大会なんかも行われて、
小さな桃源郷は春のうららかな陽気とともに賑わいました♪






たくさ~ん、綺麗な花の写真を撮ってきたのですが1日では
紹介しきれないので、3回にわけて「花ももの里ぎゃらりー」として
シリーズでお送りいたしますっ






どうぞみなさま、お付き合いくださいませ~






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イベントもりだくさん&餃子とトン汁の振る舞いもあるからか、ものすごく
たくさんお客さんがいらっしゃってました。





そういえば前日にテレビなどで紹介されて、反響もすごかったそう











飯坂太鼓の音が花ももの里に響き渡ります





到着した時に七代目は時間ギリギリ






間に合うか~?












ううっ・・・残念・・・






着いた瞬間に太鼓が丁度終わってしまいました・・・






健康のために20分かけて歩いてきたのが裏目に出たようです












みてください、この人、人!!






最高の花見日よりでしたからね~












綺麗なハナモモと一緒に写真を撮る方、振舞いの餃子やトン汁に舌鼓を
うつ方、犬と一緒に散歩する方、みんな飯坂の桃源郷を楽しんでおりました







★☆花ももの里ぎゃらり~②☆★につづく・・・  


Posted by まちゃき七代目 at 19:50Comments(0)七代目カメラ劇場

2009年03月08日

【速報!】幸運のカモシカの初撮影に成功!!

み、みみみみなさん速報ででっでですすすぅ!!!











・・・ハァハァハァ






・・・ごっくん






・・・ハァハァハァ






・・・ハァハァ、すみません取り乱してしまって・・・(^^;)ゞ












吉川屋のラウンジやお風呂から眺める【絶景の渓谷】には、
ときおり天然記念物のカモシカが出てくるのですが、いままで
あまりこのブログでそういったことを説明しなかったと思います。















なぜなら、写真に撮れたことがなかったから。
















だって、毎日いる七代目のわたしですら、カモシカを発見するのは
年に3~4回あればいいほうです。






カモシカが自然の色と同系色というのもありますが、とにかく
発見自体がレア!






そして、カモシカが出て来た時に
カメラを持ち合わせている可能性はほぼゼロに近いのです。










以前、偶然でてきたカモシカに遭遇した時にカメラを持ち合わせて
いたこともあったのですが、普通のコンパクトカメラでは、どんなに
ズーム機能を使っても、100メートル先の断崖絶壁にいる
カモシカを撮る事は不可能!!





もし撮ったとしても、なんだかぼんやりと茶色い何かが写っている
くらいのもんです。携帯の写メも同じ。撮影は不可能です。













でも・・・気付いている貝?






俺はもうあの時の俺とは、違うんだぜ!!!







いまこそ・・・








吉川屋の断崖絶壁の渓谷に出るカモシカを、






撮り収める・・・ッッッ!!!















時刻は、今日の午後3時ころのことでした。






吉川屋の渓谷には、サルもカモシカも出ますが、出現すると窓ガラス側に
人だかりができるので、だいたい分かります。





わたしも最初は発見できませんでしたが、よ~く目をこらして見ると
茶色い風景の中に、灰色のひょこひょこ動くヤツが見えますね。











これは・・・





シャッターチャーンスッッ!!!!















いそいで事務所にひとっぱしり、愛機のK200を片手にダッシュで
ラウンジに戻る。






「さんざん待たせたな、ジョニー!<誰」






「これが貴様の年貢の納め時さ。覚悟しなッ!!」












パシャリ。






















うまく撮れているか撮れていないかを確認する間も惜しく、
写真映え、ブログ映えしそうな画が撮れるまでシャッターを
きりまくる!!!







パシャリ。

















マーキングなのか、木の枝に頭をスリスリしてます。ういやつめ。






しかしカモシカの運動神経の良さには驚かされます。





アップでトリミングしてますが、人間にはとても辿り付くことができない
断崖絶壁の細い道をのそのそと歩いています。




















「もののけ姫」にでも出てきそうな絶壁と、ゆうゆうと歩くカモシカ・・・












画になるな~!!!\(^o^)/











自然という絶景のキャンバスに、天念記念物のカモシカ!!!








これを、幸運といわずして、なんといおうか。






当館でカモシカを見れたお客様は、ラッキーですよ☆

















遠~くから見ると、鹿というより「巨大な犬」みたいな感じのカモシカ。






実は七代目は人生の中で、目の前でホンモノのカモシカと対面したことがあります。






一回目は、小学校の学校の帰り。二回目は、中学校の友達の家に遊びに行く時。







子供が間近で見ると、とても大きく存在感があり、「蹴られたら一貫の終わりだな」
と思う野生の力強さがありました。







癒しの近代旅館から眺める景色の中に、野生のカモシカ。
これは、何よりのお土産かもしれませんねっ☆





わたしのなかでは、「幸運のカモシカ」なんです♪
吉川屋にいらした時は、しばし渓谷の風光明媚な景色を
じっくりと眺めてみてはいかがでしょう??(^_^)/







●野生にかえる、絶景露天風呂で自然とひとつになる
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●お部屋から、カモシカ発見できちゃうかもよ!  


Posted by まちゃき七代目 at 19:44Comments(5)七代目カメラ劇場

2008年12月07日

冬の妖精が舞い降りました。

どーも、七代目です!



しばらくブログお休みしていてもーしわけないっすm(__)m
バタバタしていると、なかなかネタも探しにいけなくて・・・(T△T)ゞ



しかしながら、みなさまがご自宅にいながらにしてHOT♪な
旅行気分が味わえますように、これからも頑張っていきますので
よろしゅうお願いしますm(__)m







(クリックすると大きな画像でお楽しみいただけます)



今朝さらーっと降った渓谷の雪化粧を撮ってみましたっ!



大きな画像で楽しんでいただきたいので、「サムネイル」にしてあります。
大きな画像を見たい方は、クリッククリック!!



降りたての雪は真っ白く、心を洗い流すかのような綺麗さに心奪われます。



つい昨日まで、落ち葉が渓谷を風にゆられてはらはらと雪のように舞って
いたのを思うと、こんな間近で季節の移り変わりの美しさが見れると思うと
なんて幸せな環境にいるんだろう、と思うこともあります。







あとこれも風物詩♪
雪が降った朝には、ルームさん手作りのユル~イ雪だるまがお見送りして
くれることがありますよ~
アヒルちゃんとももこのコラボで、ハイチーズ☆



日中陽がさすと文字通りとろけちゃんですけどね、この子たち



冬も、片田舎の温泉旅館は優しさとホクホクでいっぱいです。




●ようこそ、冬のふくしま
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Posted by まちゃき七代目 at 20:03Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月15日

【あの芸能人も参加!】クラシックカーの祭典~その3~





こんばんは、七代目どすぇ
あまりに写真の撮影枚数が多かったので3回に分けて
紹介させていただいてる、クラシックカーの祭典、「ラ・フェスタ・ミッレミリア
2008」の最後を飾るのは・・・



「ナイスショット!激渋のクラシックカーを駆るセレブたち」
お送りしま~す♪



実際に、芸能人の方の乗る車のナンバーまでわかっていても、
だいたいみなさんサングラスや帽子などを着用されているので
通り過ぎたあとに「あれ、あの人そうだったの?」なんてことも
しばしばです。
昨年は、ジローラモさんしか撮影できませんでしたが・・・
さて、今年はいかに・・・!?



アヒルちゃんの投げっぱなしのコメントとともに紹介します☆







西田ひかるさん。サングラスをかけていても隠し切れない芸能人の
オーラ!芸能人の方は頭が小さいとよく言われますが、本当ですね
綺麗な方でした!







昨年に引き続き撮影に成功!ジローラモさん。
沿道の方にも親しく握手されていました
クラシックカーと違和感ないですねっ







東儀秀樹さん。芸能人の方が通るとわぁっと歓声があがるので
それで気付くのがやっとです(実際に見逃す方も多いのです)







さすが一番人気!?の堺正章さん。一瞬沿道の方が握手を求めて
道をふさぎそうになるハプニングも。
ふだんはスカーフなどで顔を隠されて走ってるみたいなので、
これだけの近接ショットは貴重です☆







・・・今回は身体を張って撮ったおかげか、昨年と見違えるくらい
奇跡的なショットにめぐまれました。現場ではたくさんの人でひし
めいているので、わたしも今回はよく撮れたな~って感じです。



悲しいかな、カメラ撮影に夢中になると目の前のライブ感は後味
として感じるしかないのは悲しい性でしょう(T_T)



秋の連休をにぎわせたクラシックカーの祭典に、澄み切った空は
そこを走るドライバー、観客みんなに優しく微笑みかけている
ようでした




●飯坂温泉・磐梯吾妻スカイライン・米沢と楽しむ拠点に最適な
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Posted by まちゃき七代目 at 20:38Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月14日

【あの芸能人も参加!】クラシックカーの祭典~その2~





こんばんは、七代目です♪



昨日に引き続き10/12(日)飯坂温泉を通過した「ラ・フェスタ・ミッレミリア
2008」の、イカしたクラシックカーのホッカホカの写真をお届けしたいと
思いますっ!







このレースの楽しみのひとつとして、博物館もののクラシックカーを目の前で
見られるというのがあると思います。車ファンには垂涎ものでしょうね~♪
素人の私でも見ているだけで「の、乗ってみたい~!!」とワクワクして
しまいます。
撮った写真の中からいくつかピックアップしてみましたので、どうぞ
ご堪能くださいましっ☆







Car NO.94 『アルファロメオ 1900 SS ザガート』







Car NO.107 『AC ACE』







Car.NO.98 『ABARTH 207A BOANO』







Car.NO.86 『FIAT LOMBARDO 1100S』



・・・ふむむむぅ~!



車に素人の七代目でも、このモーターカーの連綿とした歴史の流れを
感じさせてくれるイカしたフォルム!渋いマフラー音!分かりますっ!
ある種、男の浪漫ですよねぇ~♪
ほかにももっといっぱい、いっぱいカッコイイ車がたくさんあったのですが
残念ながらこのブログでは紹介しきれません・・・m(__)m
気になる方はぜひ来年この日に飯坂温泉に来ておくんなましっ☆



さてさて、お待たせしました!
明日はいよいよ「あの芸能人」の撮影に成功!?
クラシックカーを乗りこなすセレブ達の登場ですよぉ!



(つづく)




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Posted by まちゃき七代目 at 19:50Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月13日

【あの芸能人も参加!】クラシックカーの祭典~その1~





今年もあの季節がやってきました!!\(*^o^*)/



毎年秋に開催されるクラシックカーの祭典『ラ・フェスタ・ミッレミリア2008』!!



東京は明治神宮をスタートする100台以上のクラシックカーは公道を
走り抜け、たくさんの観衆の応援を受けながら、裏磐梯を拠点としながら
南東北を周遊します。また、いろいろな芸能人(堺正章、近藤真彦、ジローラモ、
西田ひかるなど)が参加することでも有名なこのレース!!
本日10/12(日)は午前9時に飯坂温泉・鯖湖湯前のチェックポイントを
通過するのですが、わたしはそのお手伝いがてら、愛機のカメラくんにも
活躍してもらいます♪



はてさて、どうなることやら!?







これが全行程のコースです。
う~ん・・・欧米か!<?
東京・原宿を出てから東北をまわり横浜に戻ってくるまでのコース、
実に1000マイル!(=400里)
かなり内容もりだくさんの内容です。
事故などのないよう、無事にみなさんゴールにたどりついて
欲しいと思いますっ!







当日はドライブ日和には最高の、すがすがしいくらいの
突き抜けるような晴天でした







予定の時間を20分ほど遅れて、福島スカイパークを経由して次々と
クラシックカーが鯖湖湯前のチェックポイントを通り過ぎていきます。
沿道には、たくさんの人たちがフラッグをもって応援しています







チェックポイントでは飯坂温泉の芸妓さん、旅館の女将さんがスタンプを
押し、飯坂温泉名産のりんごをお土産にプレゼントします
「がんばってね!」の声援に笑顔で応えるドライバーのみなさん







とっても間近で観戦できるのがこのレースの醍醐味でしょう!
カッコイイ車が通り過ぎるたびに、みんなのテンションも上がっていきます
そして、芸能人の訪れを心待ちにしているのもなんとなく分かります



明日は、たくさん撮った写真の中から、「カッコイイ車」をピックアップして
お届けしたいと思いますっ
乞うご期待~☆



(つづく)




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Posted by まちゃき七代目 at 20:02Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月10日

ほんのり秋の景色・・・(´∀`*)





こんばんは、七代目です。



10月も上旬ですが、まるで絵画のようなロビーからの渓谷の眺めも
ところどころ赤が入ってきて、一年もそろそろ終わってしまうどことない
寂しさとともに、なんとなく綺麗な風景を一日ぼぅっと眺めていたい
今日この頃です







緑の中にはえる赤が綺麗ですねっ♪







ごつごつした岩肌から覗かせる秋の気配







日本というのは、四季の移り変わりを楽しめる情緒ある国ですが、
四季と四季の微妙な季節というのも、七代目は好きです☆



また、身の回りの季節の情景をカメラで追ってみたいと思いますっ!!
ではでは~(^o^)ゞ




●目の前に広がる自然、自然とこころひとつになれる宿
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Posted by まちゃき七代目 at 20:39Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月07日

飯坂けんか祭りギャラリー③~猛々しき男の祭り~

さぁ、みなさまお待たせいたしました!



10月4日(土)夜7時を過ぎますと、各町内の太鼓屋台が
練り歩き、宮入り(みやいり)が始まります。



大地を轟かせる太鼓の振動は、朝の「それ」とはまるっきり
別物だと分かり、これから降り立つ荒ぶる神々の姿すら
予見させます。



会場となる八幡神社は、午前中とはうってかわって溢れん
ばかりの人、人、人!!!
近くに駐車場もなく、公共の交通機関でしか来れないのも
アレなのですが、と~にかく、こんなに温泉地に人が来たら
パンクしちゃいます!!ってくらいいっぱい人がおりました。







まだこの写真は宮入の少し前、神輿が到着する前になると、次々と
人が押し寄せてきます。場所取りが何より大事といえるでしょう







地元の人のアドバイスもあって、ぶつかりあうふたつの屋台が同時に
見られるベストスポットを陣取ることに成功!ここだと人の波に動きを
とられることも少なく、屋台との接近戦にもならないので比較的安全
だといえるでしょう







子供たちが持つ高提灯、御神輿がものすごい速さで境内を走り回り
終わると、各町内のテーマの太鼓を鳴らした太鼓屋台がズンドコ
入ってきました。
盛り上がる観衆。屋台の上には2人の人が悠然と仁王立ちし、
細かい指示を出します。こちらに乗っている人は、きっとこの祭りの
ために選ばれた、町内の「男のなかの男」なのでしょうね、きっと。







なにが凄いって、この太鼓屋台、男何十人で担いでいるのですが、
屋台の中で何人かがつねに太鼓を打ちつづけているんです。
その6台の屋台から流れるBGMが境内を神がかりとでもいうべき
轟音で包み込み、それが祭りの主役たち、そして観衆のテンションを
爆発的にあげている点です。
七代目も、いやがおうにもテンションがフルボルテージです!!



さて、目の前の屋台ふたつがガンを飛ばし睨みをきかせております。
いよいよ、「けんか」の幕がきっておとされてようとしています







「うおおおおぉおおおッッッ!!!!!」



男たちの荒ぶる叫びとともに、人の力とは思えないスピードでぶつかり
あう屋台。どれだけ頑丈にできてるんでしょうか、ギシギシというきしむ
音とともにガチンコするふたつの屋台。上に乗っている人もよく落とされ
ないな~と驚きます。物凄い力でぶつかりあう屋台は、やがてメキメキ
と天を突くように上に盛り上がっていきます







視点をかえるともう一方でもはじまっていました。
激しくぶつかる太鼓屋台。
揺れる提灯の炎。
大波に翻弄される難破船のごとき揺れの屋台の中では、それでも
激しく太鼓の音は鳴り止むことはありません。
なんと、このけんか、「太鼓の音が止まったほうが負け」という
なんとも非常なルール!!!
屋台を担ぐ男たちも、うえで仁王立ちする男たちも太鼓を打ち続ける
男達も、自分たちの町内のプライドと名誉のために血で血を洗う
デキレースを繰り広げます







その場所でのリアルな情景を、具体的に表現するボキャブラリーを
残念ながら七代目は持ち合わせていません。ただ、観衆の叫びにも似た
歓声がすべてを物語っています。
そして、その観衆たちの前で巨大な太鼓屋台がのたうち、ひしめきあう。
これほどド迫力のお祭りを、七代目は今までの人生で見たことがありません。







人間の力とも思えないほど、ぶつかりあう屋台の「前棒」が折られるという
アクシデントも発生。観衆の目の前では福島県警が鉄壁のバリケードを
はっておりますが、それでもドキドキというか、おすすめしていいのか迷って
しまうほどのスリルがあります







観光とは、その土地にすんでる人々の心の「光」を「観」る、という
意味があるそうです。



「飯坂けんか祭り」は、よくガイドブックにのっているような「外に開かれた
祭り」ではないということを重々承知してほしいと思います。
そして、祭りの特性上、必ずしも観光客の「安全」も保証できるものでも
ないと思います。



でも、だからこそ観ることができる、人間のもつ底知れぬパワー、
そしてこの日のために、この祭りの日を楽しみに過ごしている人たちの
営みを感じることができるのも事実です。



土曜日という曜日設定上、宿泊の予約をしやすくもあり、ともすると
何ヶ月も前から予約でうまってしまうかもしれない日ですが、興味を
持たれた方は、来年のこの日に飯坂に訪れてみるのもよいかも
しれません。



でも、その際には、それなりの覚悟もいっしょに、どうぞよろしくお願い
いたします・・・



(おわり)



●飯坂温泉のライブな情報、はっしんちゅう!
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Posted by まちゃき七代目 at 19:34Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月06日

飯坂けんか祭りギャラリー②~縁日風景~





早朝の御祓いが終わり、太鼓屋台が町内に向けて出発した八幡神社は、
すがすがしい空気と静けさだけが残っていました。



お客さんの少ないお祭りの神社の風景というのもなかなかレアです。



本格的な夜のお祭りに向けて、いろいろな屋台の準備がすでに始まって
いました。お祭りといえば夕方~夜にかけて、というイメージがあると
思いますが、整然とした屋台を、思わず撮ってしまいました(^_^)



これが、嵐の前の静けさになろうとは・・・七代目は夢にも思わないのでした。







けんか祭りの舞台となる、八幡神社の境内の中です







出店の代表といえばこの時代を象徴するように並ぶお面たちでしょう
ノスタルジー気分まんまんです







よくある釣りのゲームも進化してますね~







定番の金魚!ですね!七代目も若い頃よくやりました







・・・いいんでしょうか、これ。
アンパンマンとは何の関連性もないのは明白で、ただ子供を釣るため
なレイアウトにむしろ賞賛を送りたいくらいの思い切りさです。
このアンパンマンも、ピンチになるとスペアの顔が飛んでくるんでしょうか







さて、朝の和やかな空気はここまで・・・
次からは、いよいよ「けんか祭り」の本編に入っていきます。
みなさま、覚悟はよろしいでしょうか?



七代目はいったん仕事にもどり、夜の帳(とばり)が降りるのを
待つのであった・・・



(つづく)



『けんか祭り Q&A』



Q.けんか祭りではだれがけんかをするの?
A.屋台どうしのぶつかりあいを「けんか」と表現しているだけで
 だれもけんかはしません



Q.どうして屋台をぶつけるの?
A.御神輿が帰ってしまうと、楽しいお祭りが終わってしまうので、
 帰れないように屋台で妨害していたのが始まりで、そのうち屋台
 どうしでぶつかるようになったんだよ。



Q.いくつの屋台が宮入するの?
A.上町(うわまち) 滝の川(たきのかわ) 若錦(わかにしき)
  立綱(たちつな) 横町(よこまち) 梍花(さいはな)
  の6台です。
  


Posted by まちゃき七代目 at 20:17Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年10月05日

飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~

2008年10月4日、飯坂温泉内にある「八幡神社」は
朝の木漏れ日とともに、神聖な空気の中に神輿(みこし)と
数台の太鼓屋台が並んでいた。



今日は、「飯坂けんか祭り」の本祭の当日。




この静かな雰囲気が、夜になると白熱の舞台に様変わりするわけ
だが、いまのこの時点ではそんな空気は微塵も感じられない。



今日の午前中からお昼くらいまでにかけて、太鼓をつんだ各町内
6つの太鼓屋台が、温泉街を練り歩く。しかし、これは「けんか祭」に
使われるものではありません。




八幡神社で神主さんから御祓いをうける6つの太鼓屋台。
海のような穏やかな時間。それは、これから夜に起こることの、
嵐の前の静けさといえるものであることに、はじめて見る方は決して
気付くことはないでしょう・・・








八幡神社全景です。太鼓屋台がたくさん集結しています








浅学なのでこのお面をかぶった人が何なのか分かりませんが、お祭には必ずいますよね








町内の人に御祓いをする神主さん








各町内、6つの太鼓屋台がならんでいます








御祓いが終わると、町内をあるく「渡御巡幸」に出発します
屋台から聞こえる太鼓の音色に、笛の音色がよりそいます








この赤い人は何か意味があると思うのですが、誰か博識な方教えてくださいまし








飾り付け華やかな太鼓屋台です。この厳かな神事から、夜のあの出来事はとても
想像がおよびません・・・




観客の多い夜の部と違って、この朝の風景を見るのは地元の人のみ、
観光客には決して見ることができない景色ではないでしょうか?
わたしも、まさか、この八幡神社で、夜のあの渦巻く炎のような熱気は
この時点ではまったく考えれませんでした




(②につづく)




TIPS『けんか祭り』とは・・・




秋の例大祭は、五穀の豊饒を神に感謝し、氏子崇拝者の隆昌を祈願する祭
である。本祭の神輿渡御は町内を巡幸したのち、夜の帳が降りると大勢の
若衆に担がれた6台の太鼓屋台を従え、御旅所を出発する。神輿を先頭に
境内に入り乱れると、神輿の宮入りを阻む屋台が激しくぶつかり合う。揺れる
提灯の灯明が夜空を焦がし、負けじと打ち鳴らす太鼓の音が大地を轟かす
様は圧巻である。
大阪・岸和田の『地車祭り』、秋田・角館の『飾山ばやし』とともに≪日本三大
けんか祭り≫の異名をとり、湯の町を祭り一色に染める。祭りの歴史は定かで
はないが、太鼓の調べは京都・祇園囃しの流れを汲み、300年余の伝統を
誇る、「下がり半」「三切り」「流し」「宮入り」の4種類の打法があり、儀式太鼓
の風格と勇壮さを今に伝え祭り太鼓保存会や小学校の太鼓クラブによって郷土
の伝統文化が受け継がれている  


Posted by まちゃき七代目 at 19:50Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年09月24日

天空模様☆黄金の章 by 七代目

おばんです、七代目です(^_^)



ちょうどいまごろ私(本人)は今月最後の出張に行ってることでしょうね~
ええ、ブログのシリーズネタはわたしの不在時のネタストックなのです
ことよ、オホホ



飽きてきたなんて寂しいこと言わないで。。。。(〃_ _)σ∥



さぁ、気をとりなおして、最終章いってみよっ!



「天空模様☆黄金の章 by 七代目」



最後までお付き合いお願いしますっ☆







『それは、「約束」
 人と人が結んだ、心の絆
 どんなに遠く離れていても
 生きているうちに会えないかもしれなくても
 人間は人間を信じるんだ



 命を燃やし尽くし、最後の最後まで足掻いて這いずり
 本懐を果たせなくても、わたしの魂の軌跡はきっと
 未来の子供たちの生きて行く糧になる



 それは、時をこえた「約束」』







『それは「力」
宇宙が開闢(かいびゃく)したその時から、「運命」と「力」は
二重螺旋を描き、わたしたちのDNAに織り込まれた



世界を席巻するあらゆる「力」、「力」、「力」・・・
ある時は尊い命を奪い、ある時は不可能を可能にする奇跡を呼ぶ
まるでお祭のように、わたしたちはエネルギーの固まりを輪にして
踊り、歌い、嘆き、悲しむ-



君も知っているんだろう



悔しい時に握るその手のこぶし
愛する人のために全身に沸きあがる勇気
自分の生きる意味に気付いた時の目覚め



それは「力」
あなたが生きているあかし』



「天空模様☆黄金の章 by まちゃき七代目」




・・・いやぁ~、秋の空はひとを詩人にさせますねッ
ま、内容はともかくとしても・・・オリャ(ノ-o-)ノ ┫



ちなみに撮影場所は、戊辰戦争の会津白虎隊の悲劇の一ヶ月前、
郷土を守るために10代の命を散らしていった「二本松少年隊」の
戦いの舞台でもある「霞ヶ城」跡地でした。
いまから140年前に、自分の半分の年端もいかない少年たちが
刀や銃を片手に死地におもむいていった、歴史・・・
彼らや、親御さんたちの思いはいかばかりだったのでしょうか



平和な今の世の中は、ただ歴史の本の中や残された伝承からしか
推して測ることしかできません。
でも、こう思うんです。



彼らも、こうやって同じように、黄金色に輝く空を眺めていたのだろう、と・・・  


Posted by まちゃき七代目 at 20:11Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年09月23日

天空模様☆紅の章 by 七代目

どもども、七代目です(・ω・)ノ
連休&飛び休の9月の半ば、みなさまいかがお過ごしでしょうか?



今日は昨日に引き続き、秋の夜長のちょこっとしたおつまみ、
「天空模様☆紅の章」をお送りいたします♪



ビール片手にお楽しみいただければ幸いです
ちなみに、空は土湯温泉の空だったりします(*'-^)-☆







『どこまでが夢で、どこまでが現(うつつ)なのだろうか?
ずぅっと昔からかわらないものなのに、土壇場の際に
自分に問いただすように再確認する
夢も、現(うつつ)も、あなたにとってとっても大切な人生の
珠玉の時間なんです。引き出しの奥の奥にそっとしまって
おいた、甘酸っぱさを取り出して、優しく抱きしめる。
熟したストロベリィのような赤い空が、あなたを包み込み
瞼の裏の熱い感覚がなくなるまで・・・』







『たそがれが、今日のたくさんの人の喜び、楽しみ、怒り、悲しみ・・・
すべてを少しずつ飲み込みながら、西の空を宇宙へとかえていく
どうしてこんなに、深いんだろう
ずっと下ばかり向いて歩いていたけれど、空を見上げれば
雲も風も空気も音も光も、世界にあるものはすべて自由なんだって
教えてくれている



今日はただ、おやすみなさい
星が太陽系を一回りして、あなたをさわやかな朝の木漏れ日で
起こしてくれるその時まで-』



「天空模様☆紅の章 by まちゃき七代目」  


Posted by まちゃき七代目 at 19:47Comments(4)七代目カメラ劇場

2008年09月22日

天空模様☆蒼の章 by 七代目

こんばんは、七代目っす!('◇')ゞ



こないだ福島県内の旅行会社さまの研修に2日間同行
させていただいたのですが、その時撮った空の写真が
あまりにも綺麗だったので、3部作でご紹介いたします☆



名付けて、「天空模様 by 七代目」<そのまんまやん!



わたしは、秋の空は芸術品だと思ってます。
いくら見ても飽きることがないですね~
それこそ、一眼レフを肌身はなさず持ち歩きたいくらいっすね♪



ではでは、七代目ポエムとともにごゆっくりお楽しみください!(^-^)/~







『透き通った藍色のグラデーション、白い絵の具をたっぷりつけて、
心のおもむくままに描く。目をつぶり、自然のオーケストラと一体に
なる指揮者のように』







『折り重なるいろんな雲たち。永遠まで伸びていきそうな長い雲、
ワクワクをおさえきれないようなモクモク雲、空が見せるたくさんの
表情は、まるで地上のわたしたちそのものだ』







『時おり、「それ」は姿を見せる。
艱難辛苦に打ちひしがれ、枕を濡らした夜も。
胸の奥から湧き上がる、嗚咽にも似た感動の時も。
「試練」ではない。「許し」なのかもしれない。
天に届く山の頂きから微笑む、後光を背負いながら。
もっとも遠く、もっとも近い場所にいる、小さな羽の天使』



「天空模様☆蒼の章 by まちゃき七代目」  


Posted by まちゃき七代目 at 20:27Comments(0)七代目カメラ劇場

2008年09月08日

事務所での捕獲劇!レッツハンティングゥ~!?

それは、日の光のうららかな土曜日。
毎週土曜日は午前中に会議があり、その日は一ヶ月の
総まとめ「月次経営会議(げつじかいぎ)」がコンベンション
ホールの一角で行われ、あーでもないこーでもないと議論が
交わされておりました。



会議がおわり、コンベンションホールからロビーまで階段を
とたとたと登るわたくし、七代目。
会議で使われたたくさんの資料を脇にかかえ、
「さぁ~てと、昼飯だな」
と自分の机によっこらしょ、と座ろうとしたその時、視界に入る
謎の生きものッ・・・!!







「むむむ~・・・!!??」



あ、これトンボじゃないっすかぁ~
や~だな~ 僕だってトンボくらい知ってますよん♪









って誰だぁぁあ人の机にトンボ置いたやつはハッッ!!!













・・・はぁはぁ。



どうやら話を聞いたところによると、わたしが会議中にトンボが
事務所の中に迷い込んで、かなり大捕り物が繰り広げられた
とのこと。



そしてとりあえず虫捕り網で捕獲してさぁどうしようとなった時に



「ブログにのっけてもらおう」



という流れになったそうです。う~ん、ようやく納得。



じゃあ、虫捕り網のままだと写真撮れないから、誰か
指でつかまえててくれる?



「は~い」







バタバタと網の中でもがくトンボをものともせず捕まえる予約の松浦さん。
その手馴れた様子に驚きます。
網の中で暴れられたら、わたしでもビクッてすると思うのですが。







以前オニヤンマが同じように事務所に迷い込んできましたが、
電灯にしばらくとまったあとにどこかへ消えてしまったんですね。



キラキラと輝くボディ!綺麗です。







せっかくなので顔をアップで撮ってみました。
緑がかった虹色のグラデーション。これが複眼ってやつですね。
昆虫の顔ってのはよ~く見ると面白い!!



でも残念ながら吉川屋には虫博士がいないので、こやつが何物なのか
結局分からずじまいでした。







今回、見事にトンボを捕獲してくれたのが経理の阿曽さんです。
事務所のなかで虫捕り網を携えたその姿は、立派なハンターの風貌を
思わせます。さすがです。



もちろん、このあとトンボはすぐに自然に返してあげました。



真剣な会議のかたわらで、事務所で虫捕り網を振り回してトンボを追いかけて
いたかと思うと、どこからともなく微笑みがこぼれ、さぁ土曜の忙しいラッシュを
乗り切ろう!という気持ちになるのでした。



そんな、田舎の温泉での愉快な一幕。





●心温まる、片田舎での贅沢な心の時間
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Posted by まちゃき七代目 at 19:25Comments(0)七代目カメラ劇場