2008年03月09日

「社長と女将の三丁目の夕日」その7





~社長の子供時代④~



小学生になってからの思い出の中でこんな事もありました。
今でこそこんな制度はありませんが、昭和30年代には学校の先生が
交代で「宿直」をする決まりがありました。確か用務員さんという人もいて
泊り込みで学校の建物の管理もしていたとは思いますが、それとは別に
先生も何日かに一度は泊り込みで夜警の仕事などをしていたようです。



昔は今ほど教育委員会もうるさくなかった?ので「合宿」と称して担任の
先生が宿直の時は気の会った仲間と学校に泊まりに行ったものでした。
食事は弁当を持ち込んだのですが用務員さんに暖かい味噌汁を作って
もらってフーフー冷ましながらおいしく頂いた記憶があります。



勿論2時間ぐらい先生に勉強を教えてもらったのですがその後は肝試しを
やったりして結構楽しく遊ばせて貰いました。当時の校舎は木造の二階
建てで、廊下を歩くとギシギシ音がするような年代モノの建物で人体模型が
ある理科室に行くのは、それはそれは怖い体験でした。また(もうとっくに
時効なので白状致しますが)先生が通勤用に使っていた車「ミゼット」か
なんかだったと思いますが、先生から鍵を借りて校庭をグルグルと乗り回した
事などもありました。



それこそ親が聞いたり校長先生の耳に入ったらとんでもない事だと怒られる
所ですが、とても懐の広い先生でのびのびとやりたい事をさせて頂きました。
遊びたいだけ遊んで学校で迎える朝もなかなか爽快なものでした。



2008年3月9日 社長




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Posted by まちゃき七代目 at 22:25Comments(0)社長と女将の三丁目の夕日