2008年04月20日

社長と女将の三丁目の夕日その13





~社長の子供時代⑦~



前回のブログで、吉川屋の「新婚旅行」ブームのお話をさせて
頂きましたが旅館商売をしていると、時々有名人の方にご利用
頂く事があります。もちろん現在でも、いろいろな方にご利用
頂いておりますが、昔、私が子供の頃に来て頂いた時のエピ
ソードを幾つか、細々とした記憶の中からご紹介したいと思い
ます。



いずれも詳しい記録もないので時期を特定はできないの
ですが、まあこんな方がきた時、こんな事があったという程度に
聞いてください。



歌手の大御所「美空ひばり」さんがおいでになった時は、真っ赤な
ベレー帽が印象的でした。その時は体調がすぐれなかったのか、
付き人におんぶされてホテルの玄関を入ってこられました。
ひばりさんは小柄なので、一瞬分からず子供がおんぶされてきたのか
と思ったぐらいです。



又、福島で大相撲の巡業があった時に、私共に横綱「大鵬関」
お泊まりになりました。ちょうどその時女子高の修学旅行生も、
泊まっていたのですが、玄関から大鵬関が入ってこられた時には、
黄色い大歓声が館内中に響き渡ったのを覚えております。
実は私自身も大鵬関に抱きかかえられて写真をとってもらいました。



又、プロレスの巡業があった時は、うちが外人プロレスラーの配宿場所
になり5~6人の覆面レスラ―が、やってきました。当時悪役レスラー
として人気の「フレッド・ブラッシー」もいたのですが、皆リングの
上とは打って変わってとても気さくな人でした。片言の英語で、サイン
をねだったのを覚えております。



大物俳優の「小林 旭」さんが来られた時には、夜お忍びで飯坂の町に
出たいと言い出されて、周りの人達がてんやわんやの大騒ぎになった、
何てこともありましたっけ?



あの当時、有名人が泊まりにきた時の事をクラスのみんなに鼻高々で
話すのは子供ながらにとても気分のいいものでした。



2008年4月20日 社長



~七代目より~



社長の思い出話は40~50年前の時効の話でして、当然宿泊業として
すべての方のプライバシーを厳重に管理しております。また、これは
私が聞いた話ですが昔漫画の神様といわれる「手塚治虫先生」もお泊り
になったことがあるそうです。サインくらい残っていれば・・・と思い
ますが、私が漫画を描くようになったことと無縁ではないかもしれませんね
・・・なんて言ってみたり(^_^)





●歴史は、思わぬ宝を擁する玉手箱
         ・・・吉川屋公式HPはコチラ(PC)  (モバイル)
  


Posted by まちゃき七代目 at 20:58Comments(0)社長と女将の三丁目の夕日