2008年07月03日

大好評☆ホタル見学ツアー!

6月25日からはじまりました、秘密のホタルスポットへの見学ツアー。



なにぶん、今年初!でスタートしたもので、運営のスタッフも手探り状態
でしたが、参加されたお客様からはお喜びの声を多数いただいております♪



当館のスタッフも何名か見学に行きましたが、福島生まれ福島育ちでも
ホタルを見たことがない人もけっこういるんですね。
「おぉおスゲー!」というスタッフの声。
「いっぱいいるね!」とお客様の声。



わたしも、BGMのカエルの鳴き声を聴きながら、暗闇の中で優しく光るホタル
にうっとりと見とれ、何か日常の慌しさとか、世界情勢のさまざま問題・・・
石油高騰や原材料高、地球温暖化による環境破壊など・・・その瞬間だけでも
忘れさせてくれる、生命の輝きに行く度に感動しております。



ホタルの寿命はわずか1~2週間。



約10ヶ月という年月を幼虫として過ごし、脱皮を繰り返してさなぎから
成虫に羽化したホタルは、その短い命を水以外の食べ物はいっさいとらず、
優しい光をまたたきながら運命のパートナーを探します。
大空に舞い上がり強い光を発光して乱舞しているのはすべてオス。
メスは地べたの草むらでやや弱い光を発光しています。



ホタルの世界はオスが9割、メスが1割といわれ、パートナー探しには
人間社会顔負けの過当競争がおこなわれ、自分たちの子孫を残すために
精一杯オスは輝きます。その姿は、どこか切なさと郷愁をそそるのも、
そういった環境ゆえかもしれません。



オスの発光のあとにメスが応えるように発光すると、求愛が成立。
水辺の近い苔の生えている木陰に産卵します。



ホタルの光がこれほど人をひきつけるのは、そこに精一杯の生命の
輝きがあり、わたしたちもそれを心のどこかで求めているからでは
ないでしょうか?



・・・さて、それとは別にわたしにとって重要な命題。









「 七 代 目 は ホ タ ル を 撮 影 で き る の か ? ? 」






うっさ~~~~!!!( ノ゜д゜)ノ



七代目はすでに二回、万全の準備にもかかわらず撮影に失敗しております。



シャッターモードはB(バルブ)、ISO感度は800、シャッターの明るさはF5.6
望遠はそこそこで、まずはAFでピントをあわせてからMFに切り替える。
そこまでは分かりました。
あとはシャッタースピードの時間が問題なんです。



ホタルがたくさん集まるところには、当然のごとく同じように一眼レフと三脚を
かついでホタル撮影にいそしむ人々との出会いがありました。
その方たちに少しずつ教えてもらいながら、ホタル撮影を学んだ七代目。



しかしシャッタースピードに関しては「勘ですね~」とのこと。



勘?勘ってなんですか?



一眼レフをかついでまだ一ヶ月半の男に勘もへったくれもありません。



とにかく失敗しながら前進し、諦めずに撮影する以外ないんです。



ホタル観賞の場所で、ホタル保存委員会のおばちゃんが
「さっきもホタル撮りにNHKのカメラマンが来たけど、(撮れなくて)舌をまいて
帰ったわ。やっぱり難しいよね~」
なんて言ってました。わたしも二回来て撮れなかったときは本気で
泣きそうになりましたけど、ホタルはやっぱりプロも泣かせるんですね~



ま、泣き言はこのへんにして、三度目のトライッ!!



シャッタースピードを長くすると、画面に反映するまで処理にけっこう時間が
かかるので、撮影の結果をみるのに最低でも5~6分かかります。
このもどかしさ。
どきどきしながら、その結果を待ちます。



「・・・・・・・・・・・」














「んっ?いま何か写ってなかった?」









「光ってる・・・これは、もしかして・・・!?」









「エイドリア~~~ン!!!!」\(゜д゜\)






七代目のホタル撮影、また来年もっと良いシャシンが撮れるように
腕をみがきたいと思います(撮影できた時間が、一番ホタルが飛ぶ
時間よりちょっと遅かったので)(^_^)



吉川屋のホタル見学ツアーは7/7ごろまで(時期が変動することがあります)
先着25名様限定ですので、お泊りになられる方はお早めにフロント
にお申し付けくださいねっ♪




●ホタルの郷で思い出す、郷愁の思い出
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Posted by まちゃき七代目 at 20:15Comments(4)七代目カメラ劇場