2010年02月01日

飯坂の地域活性化セミナー!

先週の月曜日のことになりますが、飯坂温泉の
地域観光活性化のためのセミナーに行ってきました(^o^)





JTB東北のメディア販売事業部長の鈴木氏を講師に、
若者による地域活性化の事例をもとにたくさんの
アイディアを授けてくれましたm(__)m





秋田県の男鹿での事例では、温泉地のお客が減ってきて、
ひまな旅館の息子たちがストレス発散のために空き地で
太鼓を叩いていたら、どんどん観光客がやってきて、
しまいには市が動いて太鼓演奏のための会館を作って
しまうまでに発展したそうです。





その若者たちによって生み出された「なまはげ太鼓」は、
日本の文化発信として、いまではフランスでの講演まで
出向いたりするそうです。





このように、若者のパワーによる観光への取り組み
というのは、無限の可能性を秘めていますよねっ





とても印象的だった言葉をご紹介します





「お客様が感動したら、お金は払ってくれる」





男鹿の生はげ太鼓は、無料なのですが感動したお客様が
おひねりをくれ、その額は年間では馬鹿にならないくらい
だそうです





まずは、感動させること。





自分たちが一番楽しむこと。






日本全国、各温泉地の活性化の取り組みは、
実はうまくいっているところの方が少ないのです





みんな一生懸命やりながらも、試行錯誤して
悩んでいるところがほとんどだと思います。






地域が一体となるということは、口でいうほど
簡単なことではありません。
地域の本質は「保守」であり、新しい変化という
ものを受け入れにくいのです。
そして、「こんなところに客が来るわけない」
と思い込んでしまっています。
自分の地域に自信が持てないのです。






成功事例のある地域は、やはりまず若者のエネルギーで
まわりの批判をうけながらもやり通して、
そしてお客様がどんどん増えてくると、そこで
はじめて地域の人は「お客様が来て喜んでくれる」
と、気がつくわけですね。
そして地域が少しずつ、一体となっていくのです。






わたしも新しいことにチャレンジするのが比較的好きな
人間ですが、自分が正しいと思って行動したことでも、
批判されるのは辛いことですよ・・・
生きるエネルギーが削られますからね
でも、若い人たちが地域を良くしようと思って
批判をおそれず行動しなければ、その先にあるのは・・・
言わずもがな、です






今回の地域活性化のセミナーで学んだ
大事なことをまとめてみました〜





(1)過去にこだわらない





(2)各施設・地域住民が友好的な関わりがある





(3)お客様を迎える側が楽しむもの・事を創造する





(4)まずは行動する(評論家にならない)





(5)その行動を継続する





(6)新しい試みを取り入れ伝統は守る






講師の鈴木氏が、そこの観光地に行ってまず必ず
するのが、タクシーの運転手に温泉街のことを
聞くそうです。





「ここはいいとこだよ」





という返答が返ってくるのはいい温泉地。





そうでないところは、地域の自信を失っているところ。





まだまだ、これから光る要素のある原石のあるところです。





わたしも、少しでも地域がもっと魅力的になっていくよう
お手伝いができたらいいなぁと思いながら帰路につきましたっ☆  


Posted by まちゃき七代目 at 19:32Comments(2)つれづれ