2011年06月03日
【かむろみ!第二話】幸せ運ぶ摺上(すりかみ)川
(音羽)「ねえねえ、こんなの捕まえちゃった!」
(美湯)「あら、摺上川の鮎(アユ)ね。しかし生け捕りだなんて、相変わらずアクティブですわね」
(天天)「アクティブとかそれ以前の問題も気もするが…七代目も子供の頃、摺上川で子供たちの『鮎つかみ取り大会』なんかも開催していたそうじゃのう」
(美湯)「エラ呼吸で鮎さん苦しそうですわ。音羽、川に帰してあげなさい」
(音羽)「は〜い、キャッチアンドリリース〜☆」
(天天)「ちなみに摺上(すりかみ)川は吉川屋のかたわらを流れる川。宮城県の七ヶ宿と福島県の福島市を流れる阿武隈水系の一級河川なんじゃよ」
(音羽)「へ〜。ここってお客様も川に降りれるの?」
(天天)「川に降りる道が険しいことから、安全性の問題でお客様にはおすすめしていないがの。時期になると地元の釣り師なんかが鮎を釣る姿が見えるのう」
(音羽)「えー!せっかく川がすぐ近くにあるのに、降りれないなんてつまらなーい!」
(天天)「自然とは優しい顔だけではない。とくに自然をよく知らないものにとっては、命にかかわることもある。やはり宿としてはお客様の安全を一番に考えるのは当然じゃろう」
(天天)「摺上川の上流に「茂庭(もにわ)という地域があるが、そこのキャンプ場や釣り堀ではより川の近くでの遊びが楽しめたりするぞ。もちろん、十分川遊びには気を付けてな」
(美湯)「わたし、吉川屋のテラスからの景色がお気に入りですの。摺上川と渓谷のロケーションを同時に楽しめるし、なにより川から吹く風が気持ち良いの♪」
(天天)「吉川屋のテラスは写真スポットとしても人気じゃのう。なにせ川は『幸せを運んで来る』というからのう。そんなエネルギーが流れてるかもしれないな」
(音羽)「どんぶらこ〜どんぶらこ〜♪美味しい桃のスイーツでも流れてこないかな〜♪」
(天天)(美湯)「流れてくるか〜〜!!!」
〜七代目よりコメント〜
「穴原温泉由来伝説の舞台となった川ですね。
小さい頃はよく川で遊んでいました。懐かしいです。
流線型の岩が独特で、ここでの川遊びが想像力を
つちかったんじゃないか、と思います。
上流の茂庭に行けば川遊びすることもできますよ」
◎ふるさとへ、おかえりなさい。かむろみの郷 吉川屋HP◎
◎かむろみ三姉妹の復興ケータイ壁紙、無料でプレゼントなう☆◎