2015年02月23日

森の中の仏に会いに行こう。

こんにちは!七代目です(^▽^)




先日、4/5まで福島県立美術館で開催している
「円空展」に行ってきました!!


「円空」とは??


・・・美濃(現在の岐阜県)に生まれ、17世紀後半に
北海道から近畿までの諸国を巡り、滞在した村々に
仏像を残した。現存する円空仏は約5000体を超え、
岐阜県や隣接する愛知県に集中している。伐採した
木を断ち割り、丸彫りした仏像の口元に微笑を浮かべる
姿は慈愛に満ち、見る人の心を癒やす。




東京で開催された時も、多くの動員数のあった円空展
が福島に!楽しみだなぁ~。

おっと。

福島県立美術館の入り口にあるこの謎の半円。
どうやって通り過ぎるのが正解なのでしょう?

こないだ雨の日に上を通ろうとしたらあやうく
転びそうになりました・・・。


円空展の中は写真撮影禁止だったので、
文章で感想を伝えますね!!

もともと飛騨の僧だった円空がはるばる北海道に
渡ったのは、江戸時代に有珠山の噴火があった時に、
苦しみ悩む人たちに救いを与えるため、鎮火の祈りを
込めて仏像を彫るためと言われています。

円空の生き方というのは、国宝になるような美しい
仏像を彫るのではなく、北海道・東北を渡り歩く中で、
文字を読めない人たちのために、仏教を体現する
仏像を十何万体と彫り、それを人々に分け与えた
そうです。

だからなのか、仏像の顔は木の温もりとあいまって、
とても優しく、穏やか。
展示されている仏像から、円空が想いをこめて仏を
彫る姿が想像できました。


なぜ木に彫ったのか?というと、木というものは
生命力をあらわし、無限にエネルギーを与える象徴
なのだそうです。

たしかに、ひとつひとつの仏像からパワーをもらえた
気がします♪




若女将は息子の子守で行けなかったのですが
写真撮影に協力してもらいました(笑)

福島民友さんの新聞折り込みに入っていた、今回の
展示会の目玉、円空の渾身の傑作
「両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)」と、
お土産に買ってきたクリアファイル(420円)です♪


福島にお立ち寄りの際に、森の中の仏に会いに
行ってみてはいかがでしょうか?


【飛騨の円空展~慈愛溢れる仏像】

開催期間 2015年1月27日~4月5日

開催場所 福島県立美術館 (福島市森合字西養山1)

開館時間 午前9時30分~午後5時(最終入館は午後4時30分)

休館日 毎週月曜日

観覧料 (当日券)一般1000円、大学生900円、高校生以下無料

吉川屋からのアクセス 福島交通飯坂線「飯坂温泉駅」⇒(15分)
              ⇒「美術館図書館前」下車 徒歩3分


  

Posted by まちゃき七代目 at 16:58Comments(0)七代目おすすめ!

2015年02月20日

学びの機会を作ろう!

お久しぶりです、七代目です(^▽^)


新年に入り、旅行の需要もゆるやかなこの時期
ですが、七代目は新年からトップスピードで
慌ただしくさせて頂いております(^^;)


今のところのテーマは、「後継者としての勉強」
「教育者としての勉強」でしょうか。


「後継者としての勉強」とは、昨年の10月から、
「次世代旅館ホテル後継者育成プログラム」という
ものに参加させて頂いており、全国トップクラスの
旅館の後継者さんたちと切磋琢磨させて頂いております!

私自身の考え方が大きく変わるような学びの連続で、
3月のラストスパートまで、あともう一歩!!
成果発表の資料づくりに追われております(汗)

そしてもうひとつ!!

「伝統和文化マナーマイスター講師資格」
というものを、若女将と12月から受講しております。




日本のマナー・礼儀作法と、日本の文化について学ぶ
講座ですが、この講座はあくまで「講師」になるためのもの。
講座内容も、ただ学ぶだけではなく自分自身で先生も
やります。

短期集中講座ですっごく大変だったのですが・・・




若女将と、この三か月で目標であった
初級~上級講座資格まで取得することができました!!!

ただ自分たちが学ぶだけではなく、人に礼儀作法や文化を
伝えるこの資格、何もしなくては勿体ない!!・・・ということで、




早速、2月に接客部を中心に勉強会を開きました。

今後は、全社的にマナー&文化の勉強会を実施して、
吉川屋のおもてなしをもう一歩レベルアップさせて
いきたいなぁ~!o(^▽^)o


  

Posted by まちゃき七代目 at 16:27Comments(2)つれづれ