2015年03月11日

4年目の3.11

こんにちは!七代目です(^▽^)


最近、八代目がハイハイし始めました!
行動範囲がいきなり広くなったので
余計に目が離せなくなりました(^^;)

おかげさまで、元気で健やかに育ってます!


さて、4年目の3.11ということでやはり
東日本大震災と、東京電力福島第一原発
事故のことにふれなくてはなりません。


3.11は被災地の私達にとっては、震災の
ことを思い出す「リマインダー」です。


忘れてはいけないこと。


3.11の夜、余震におびえながらロビーで
非常用電気の灯りの元で聴いたラジオ。


3.13。原発が爆発した日。
何が起きたか分からなかった。
正しい情報もない中、不安いっぱいで
過ごした日々。


3月。食糧も手に入らない中、事務所で
みんなで食べた炊き出し。
あったかかったなぁ。


4月。避難所を転々とされていた避難者の
方たちが旅館に住むことが決まった月。
目の前で肉親が津波で流された話を聞き、
涙した。


同じく4月。原発20km圏内に遺体捜索に行った
屈強な警察の方たちが、食欲を無くして帰って
きた日々。


避難者の受入は8月まで。仮設住宅にうつって
いった人達、元気でやっているかな。

警察の方たちは3年近く避難地域まで通って
くれた。全国から支援に来てくれ、感謝でいっぱい。


その後おそってきたいまだかつてない風評被害。
わたしたち福島県民が何をした?
わたしたちは被害者ではないのか?


他人の不幸で飯を食う人たちを、私は許さない。


6月に友人に支援物資を届けにいわきに行った時に
みた、津波の爪痕。圧倒的破壊力。
街が根こそぎ薙ぎ払われていた。

昨年社員旅行で岩手に行った時に見た、陸前高田。
ただ茫然と、何もない土地を眺めることしかできない
私達。


4年という年月、人が変わるにはあまりにも短く、
そしてあまりにも長い。


一日でも早く、自分の足で立てるように。
そして、困っている誰かを助けられるように。

そして、未来の子供たちに希望を与えられるように。


また一年、気持ちを新たにします。
今年も新しいものを生み出す活力ある一年に
したいと思います。


東日本大震災で亡くなられた方の
ご冥福を、心からお祈り申し上げます。


吉川屋 七代目 畠 正樹


  

Posted by まちゃき七代目 at 10:51Comments(0)つれづれ