2011年06月17日

【かむろみ!第三話】歴史を見守る湯神様!





(音羽)「えー、突然ですが、先週のブログを見た方からの元気の出るメッセージを頂いたのでご紹介しますね!」



(天天)「それはまた突然じゃの…。」




(美湯)「でも、元気なお便りは嬉しいですわね!」




(音羽)「宮城県のK・Mさんからのお便りです。「いつもブログ楽しみに見ております。ところで、前回の話のイラストの鮎と女神の大きさのバランスがおかしいと思いました。これからも楽しみにしています!」




(美湯)「お、お便りというよりクレーム・・・!?」




(天天)「無理もあるまい。わしらの“現状”を伝えなくてはの…」









(美湯)「慣れてしまったとはいえ、川の女神がこんなちびすけでは、情けないですわ〜」



(音羽)「まぁこれはこれで便利なんだけどね!しかしなんでこんな小さくなっちゃったんだっけ?」



(天天)「わしらの“みっしょん”にも関係しているがの…この時代に再臨した時、人々は自然や神を敬う『信仰心』をほぼ失っておった。人が信じる心がなければわしらは力を発揮できぬ。」



(天天)「はて、わしらに“みっしょん”を託してくれた湯神さま、今日はどうやらお留守のようじゃの」







(美湯)「この足湯にある湯神さまは170年前にこの地にやってきたのね」



(音羽)「1841年かぁ〜。あの頃は大塩平八郎の乱があったり天保の大飢饉があったり、大変だったね〜」




(天天)「まるでその場にいたかのようなリアリティのある発言じゃの…」




(音羽)「ここの足湯も気持ちよさそーだね!私たちにとってはお風呂みたいなもん…きゃあ!(ツルッ)」




ジャポーーーーーーーーーーン!!!








(美湯)「・・・何をしてるんですの?音羽」




(音羽)「うわぁ〜ん!!!全身びしょ濡れ〜〜〜!!!」









(天天)「源泉かけ流しだから、最高じゃの」



(美湯)「お肌もツルツルになりますわよ♪」




(音羽)「ぷー!2人ともひどーい!」










(美湯)「冬は少し寒いけど、春や初夏、秋の季節なんか里山の風が頬をなでるのが気持ち良い場所よね」



(天天)「足は第二の心臓と言われているからの。入ってるとだんだんポカポカしてきて、体温があがると免疫力も高まると言われておる。ここに入っているお客様たちも、話が弾んでおるのう」




(天天)「ま、くれぐれも全身は入らんようにな(笑)」




(音羽)「もー!天天!」







〜七代目よりコメント〜

「吉川屋の歴史を170年見守ってきた湯神さま。
お客様が楽しく足湯に入る姿が目の前で眺められて、湯神さまも
幸せかと思います。足湯に関する楽しい思い出、よければ聞かせて
ください。メッセージやコメントお待ちしております。」








◎ふるさとへ、おかえりなさい。かむろみの郷 吉川屋HP◎





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Posted by まちゃき七代目 at 16:35Comments(0)まんが情報発信【かむろみ!】

2011年06月03日

【かむろみ!第二話】幸せ運ぶ摺上(すりかみ)川





(音羽)「ねえねえ、こんなの捕まえちゃった!」



(美湯)「あら、摺上川の鮎(アユ)ね。しかし生け捕りだなんて、相変わらずアクティブですわね」




(天天)「アクティブとかそれ以前の問題も気もするが…七代目も子供の頃、摺上川で子供たちの『鮎つかみ取り大会』なんかも開催していたそうじゃのう」



(美湯)「エラ呼吸で鮎さん苦しそうですわ。音羽、川に帰してあげなさい」



(音羽)「は〜い、キャッチアンドリリース〜☆」








(天天)「ちなみに摺上(すりかみ)川は吉川屋のかたわらを流れる川。宮城県の七ヶ宿と福島県の福島市を流れる阿武隈水系の一級河川なんじゃよ」




(音羽)「へ〜。ここってお客様も川に降りれるの?」




(天天)「川に降りる道が険しいことから、安全性の問題でお客様にはおすすめしていないがの。時期になると地元の釣り師なんかが鮎を釣る姿が見えるのう」



(音羽)「えー!せっかく川がすぐ近くにあるのに、降りれないなんてつまらなーい!」



(天天)「自然とは優しい顔だけではない。とくに自然をよく知らないものにとっては、命にかかわることもある。やはり宿としてはお客様の安全を一番に考えるのは当然じゃろう」



(天天)「摺上川の上流に「茂庭(もにわ)という地域があるが、そこのキャンプ場や釣り堀ではより川の近くでの遊びが楽しめたりするぞ。もちろん、十分川遊びには気を付けてな」



(美湯)「わたし、吉川屋のテラスからの景色がお気に入りですの。摺上川と渓谷のロケーションを同時に楽しめるし、なにより川から吹く風が気持ち良いの♪」








(天天)「吉川屋のテラスは写真スポットとしても人気じゃのう。なにせ川は『幸せを運んで来る』というからのう。そんなエネルギーが流れてるかもしれないな」




(音羽)「どんぶらこ〜どんぶらこ〜♪美味しい桃のスイーツでも流れてこないかな〜♪」




(天天)(美湯)「流れてくるか〜〜!!!」








〜七代目よりコメント〜

「穴原温泉由来伝説の舞台となった川ですね。
小さい頃はよく川で遊んでいました。懐かしいです。
流線型の岩が独特で、ここでの川遊びが想像力を
つちかったんじゃないか、と思います。
上流の茂庭に行けば川遊びすることもできますよ」








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Posted by まちゃき七代目 at 17:25Comments(2)まんが情報発信【かむろみ!】

2011年05月20日

【かむろみ!第一話】あらためて自己紹介ッ!?






(音羽)「みなさんこんにちはー!かむろみ三姉妹の次女、音羽(オトハ)です!」


(美湯)「長女の美湯(ミユ)です」



(天天)「三女の天天(テンテン)なのじゃ」








(音羽)「これから私たち、温泉の女神が旅館の魅力を発信…ってアレ、『とつぜん出て来て何この人たち?』って空気がしますよ!?」


(天天)「まぁ、1年以上も放置されていたら当然じゃの」



(美湯)「みなさんには、少々振り返るお時間が必要だと思いますわ。わたくしたちのことを思い出して頂くためにも」













☆「誕生!吉川屋のキャラクター」の回のブログを振り返ってみる☆










☆「かむろみ」とは?穴原温泉の由来伝説はこちらから☆










(音羽)「うわーなんか遠い昔の話みたいだね!」



(天天)「わしらの生みの親である七代目も、昨年は170周年で忙しかったみたいだからの。ま、単純に忘れていただけだと思うが…」



(美湯)「三歩歩けば忘れてしまうなんて、まるでニワトリさんのようですわ」










(音羽)「それでそれで、私たちはこのブログで何をすればいいのかなッ!?」




(天天)「じつはわしらには重大な“みっしょん”が課せられているがそれはおいおい話すとして…まずは、この穴原温泉や吉川屋についてみんなに知ってもらう必要があるのう?」




(美湯)「あら、温泉の女神らしいお仕事ですわね、これからみなさんよろしくお願いしますね」




(音羽)「よろしくゥ!!」




(天天)「温泉の女神がこんなのと知って、ガッカリしたかのう?少々クセがあるが、みないいコたちばかりじゃ、よろしくな」




(音羽)「またぁー、天天ったら末っ子なのに私たちの教育係みたい!」



(美湯)「頼りになる天天、さてそろそろ温泉の時間ですわ。みなさんごきげんよう」





〜かむろみ三姉妹がいよいよ本格的に穴原温泉と吉川屋を
紹介してくれる気になってきました・・・!?〜





これからの展開にも、ご期待ください!





〜七代目よりコメント〜

「もともと、吉川屋のオリジナルキャラクターを作りたいと
いう思いが数年前からあり、170周年を機に実現しました。
コンテンツ化するのに1年かかりましたが、女神たちの
ドタバタ温泉活劇、どうぞお楽しみください!」


◎170年の悠久の歴史を伝える宿、穴原温泉 吉川屋◎




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Posted by まちゃき七代目 at 19:36Comments(4)まんが情報発信【かむろみ!】