2013年12月31日

七代目2013年を振り返る②

今年もラスト!七代目です\(^o^)/


一年の振り返りなんてひとつの記事にまとめればいい
のに、本当にダラダラ長く書いて悪い癖です(><)

もちょっとだけ、お付き合い頂ければ幸いです♪


2013年7月



今年で3年目になり、地域イベントとして定着しつつある
「飯坂DEサンバ」!!

サンバの陽気なリズムで温泉地を練り歩き、地域を
元気づけてくれました。
この夜にある「ほろ酔いウォーク」も欠かせませんね!
まだ未体験の方は、ぜひ参加してみてください!!




この年の7月は喜多方で大きな水害の被害があり、自分の
友人の旅館が全国ニュースにのるくらい甚大な被害を
受けたので、災害復旧支援に行ってきました。

恥ずかしながら、こういった活動はこの時初めてしましたが
土砂の厄介さと、人間の無力さを痛感しました。
やはり、大変な時はみんなで助け合わなければいけませんね。

震災の時に福島を助けてくださった方へのご恩返しは、いつか
必ずしたいと思っています!!


それと、時間は前後しますが、天皇陛下が福島へご来県頂いた
のは7月22日のことでした。

福島の風評被害で困っている方たちを応援したいと、現地に
足を運んでくださり、飯舘村の工場を視察されたり、桃農家と
懇談の機会をつくってくださいました。


そして、福島の桃を「美味しい、美味しい」と食べてくださいました。


このことに、どれだけの福島県民が勇気づけられたことでしょう。
明日への生きる活力をもらったことでしょう。


日々マスメディアが垂れ流す風評被害に、県民の心は疲れ
きってしまっています。
福島県民が、何か悪いことをしてきたのでしょうか?
誰かを進んで傷つけるようなことをしてきたのでしょうか?
この気持ちは、遠くから眺めているだけでは絶対に実感
できない思いだと思います。


自分のなすべき使命を確実に感じ取り、それを実行する。
そのことの大事さを陛下のご来県でしみじみと心に感じました。
本当に、感謝してもしきれない思いです。


2013年8月

すべての生命が生き生きと謳歌する季節。
どこまでも青い空に、綿あめのような白い雲。
温泉地に響き渡る蝉の声と、みずみずしく実った桃。




半年間の修業を終えて、見習いから若女将へと
デビューを果たしました!!

テレビCMに出たり、取材を受けたり早速若女将らしい
仕事をしてもらっています(笑)

とはいっても、旅館業は一朝一夕にはまいりません。
お客様や社員や地域に育ててもらいながら、若女将は
成長していくと思います。
皆様末永い目で、見守っていただければ幸いです!!




そして今年も「ひまわり祭り」の季節がやってきました!



2014年4月に入社して頂くインターンの方にご協力
頂きながら、夏休みイベントも無事に終えることが
できました!

七代目の力がまだまだ至らないせいで、小さな
イベントではありますが、参加する側も、お客様も
楽しめる夏のイベントを今後もブラッシュアップして
いきたいと思います!

インターンの内定者さんたち、ありがとうございました♪


2013年9月


七代目が所属している飯坂温泉若旦那三味線ユニット
「飯坂だ・べした~ずwith木綿子」

おかげさまで今年もたくさんのイベントにお声かけ頂きました。



地元飯坂小学校の子供たちに飯坂小唄を歌って踊ったり
してもらったりしました。



JR福島駅長さんのお誘いで、福島民家園の旧広瀬座という
風情ある歴史的な建物の中で弾かせて頂いたのも、記憶に
残っています♪

2013年10月・11月



山々が赤く燃える紅葉の季節。
観光シーズンでは最高の時期ですが、
おかげさまで旅館が忙しく、ブログのネタ探しに行くことも
ブログを書くこともできない一年で一番の繁忙期です。

おかげさまで、震災前に少しずつお客様の足が戻って
きてくださっています。

ではこのまま震災前まで戻るか?と言われたら、なかなか
難しいというのが現実です。

復興支援に来てくださることを頼るより、「魅力ある観光が
ある福島に行ってみたい!」
と思われる福島を目指して
いくことが大事だと思います。

それが難しいんですけどね・・・(^^;)

まずは、本来の吉川屋のサービスを取り戻し、目指すべき
目標を掲げ、そこへ向かっていくためにみんなの力を合わせる・・・

ささやかな力でしかありませんが、七代目がやるべきことは
まずはそこかな、と・・・。
一年を振り返ってそう思う次第です。


2013年12月


12月にあった嬉しいことといえば、漫画家さんが復興支援
にいらっしゃってくれたことでしょうか♪



漫画家を目指していた七代目は、生原稿を見て血沸き肉踊り
ましたよ!!

でもこうやって、漫画家さんを支援する生き方もできるだなと、
旅館の可能性に気付いたのも貴重な体験でした。

日頃部屋にこもって漫画を描いてる漫画家さんにしてみたら
吉川屋はすごく画を描くのに最高な環境らしく、またリフレッシュ
に来たいと言ってくださいました!!

「漫画家が集う宿」、なんてできたらいいなぁ♪



さて、、、まったく個人的に2013年を振り返ってきましたが、
来年は、もっとワクワクする一年になりそうです!

というのも、家族が一人増えるからです。


結婚してからあっという間に一年がたった気がしますが、
日々夫婦で支えあい、励ましあい、お互いに感謝し、
そしてどんな吉川屋をつくっていきたいかを毎日話し合って
います。

結婚してから、感謝することが増えました。

お客様も働く社員もともに喜びを分かち合える旅館づくり。

2014年は吉川屋の経営理念の第一節であるこれを、
みんなで力を合わせながらもう一歩進めていきたいと
思う七代目です。


今年は吉川屋をご愛顧頂き、誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎えください。


吉川屋 七代目より
  

Posted by まちゃき七代目 at 15:59Comments(4)つれづれ

2013年12月30日

七代目2013年を振り返る①

こんにちは!七代目です\(^o^)/
2013年もいよいよ終わりですね~
みなさんにとってどんな年でしたか?


ちょっと七代目の一年を振り返ってみました~
(かなり個人的な内容になります。あらかじめ
ご了承くださいましm(__)m)


2013年1月


福島県にとって2013年で一番大きかったのはやはり
大河ドラマ「八重の桜」の放映ではなかったでしょうか?


復興支援もかねて、かなり多くの方が会津に行ったそうですね~

そう、「会津」には・・・

吉川屋がある中通り地域は、大河ドラマの恩恵はほぼなかった、
というのが統計で出ております。



身体をはってエキストラまでやったのにな~!!(笑)
でも、めったにできない貴重な経験をさせてもらいました♪


そして、、、2013年で七代目にとって一番のビックニュースは




やはり結婚したことでしょうか。


2013年1月19日、吉川屋にて昼の部・夜の部で一日に二回
結婚披露宴を催しました。

ハデ婚をしたかったわけじゃないんですが、旅館をやっていると
呼ぶ人がどうしても多くなるんですね(^^;)


吉川屋のお取引先、金融機関、マスコミ関係、行政など普段大変
お世話になっている方々、そして私たち二人の大切な家族・友人たちに
お祝いして頂き、人生で一番幸せな日になりました。

参加くださった方、本当に、心の底から感謝申し上げます(^人^)☆


波乱万丈な新婚旅行の旅行記は、コチラを見てくださいね♪


2013年2月


新婚旅行から戻り、嫁は「若女将見習い」として旅館の中で
研修が始まりました。

これから約半年間かけて、整美課・ルーム・フロントなど様々な
部署の現場で勉強することになります。



今まで一人で行っていた旅館のセミナーにも二人で行ける
ように。
(実はこれ、七代目の念願のひとつだったのです!)

若女将見習いは、これからぐんぐんと女将としての才能が
開花していくのですが、それはまた後のお話。


2013年3月


長い冬が終わり、ようやく春の足音が聞こえてくる季節。



飯坂温泉では毎年恒例の「太鼓まつり」が開催されます。

日本全国の太鼓の演奏が聞けるこのお祭りは、一聴の価値あり!
情報は、飯坂温泉観光協会HPを参考にしてくださいね。


2013年4月




いよいよ飯坂温泉が桃源郷になる美しい季節がやってきました!
濃いピンク色の桃の花が温泉地一体で見られ、桜の薄ピンク色や
菜の花の黄色とのハーモニーが素晴らしい!!

思わず一眼レフを片手にお出かけしたくなる季節です!
ちょっと足を延ばして、福島市の花見山を見に行くのもいいですね♪



七代目が震災後から力を入れて採用活動してきた学生さんたちも
新入社員として入社してくれました♪

嬉しいことに、みんな一人も欠けることなく吉川屋で活躍してくれて
おります☆

人を育てることは色々難しいけれど、経営とは「人づくり」だと
思います。
今後も、採用と教育にはなお一層力を入れていき、本当の
日本のおもてなしができる人財を育てていきたいと思います!



2013年5月


震災後はじめての、社員旅行がありました!!
東京スカイツリーをみんなで見に行ったんですよね♪



七代目はお台場のガンダムに夢中になっていました
けど・・・(^^;)


東日本大震災と東京電力の原発事故が福島から
奪ったもの、それは「誇り」「絆」

3年がたとうとする今でも、それを取り戻せたかは分からない。
取り戻せる日がくるかどうかも、、、。

でも、この社員旅行は、震災前に当たり前にしていたものが
今ようやく当たり前にできるようになった、それだけですごく
感動したのでした。


2013年6月


七代目が経営コンサルの会社さんと一緒に進めてきた
経営改革も軌道にのってきた頃!

文章にしても分かりづらいので、省きますが(^^;)

やはり、大事なのは「社員が自ら考え、行動する組織」
だと思っていますので、その環境をまず作り、そして
経営がそれをどうサポートしていくか?


難しい課題ですが、時間をかけてもそれを実現して
いきたいと思います!




夏のひまわり祭りに向けて、社員みんなで希望のひまわり
植えを実施しました~!!

みんなで一緒に汗をかくのって、いいですね♪



6月は伊勢志摩で旅館のセミナーがあったので、ついでに
伊勢神宮にお参りをしてきました。

今年は遷宮でどこも一色でしたからね!

ここでのお参りが功を奏したのか、とても幸せなことが
このあと起こるのですが、それはラストを楽しみにして
いてください♪


まだ半年でこの長さになってしまいました・・・(汗)
(長いのはいつもですが)

後半に続きます!
  

Posted by まちゃき七代目 at 14:53Comments(0)つれづれ

2013年12月13日

漫画家による復興支援!!

お久しぶりです、七代目です(^^)v




おかげさまで、吉川屋は繁忙期シーズン!!
(例年、10~11月が観光バスシーズンでそのまま
12月の忘年会シーズンに突入します)


まだまだ震災前ほどお客様は戻っていませんが、
少しずつ、復興の足音が聞こえてきている気がする
今日このごろです。


毎日忙しいですが、会社で一丸となって
なんとか乗り切っています!!!




さて、先日七代目にとってワクワクすることが
ありました♪


漫画家さんが被災地の復興支援にいらっしゃったんです!




岩手県出身ののなかみのるさんは、自分の出身地である
岩手の被災地を応援するために、「漫画に何ができるだろうか?」
と思いで、忙しい仕事の合間を縫って、被災地に足を運ばれて
います。



津波で親を亡くした子供達がいる幼稚園で、絵の描き方を
教えてあげたり、人気のキャラクターを描いてあげると、
飛び跳ねるほど喜んでくれるそうです。



そういう姿を見て、「自分たちも子供たちに元気をもらっている」
と語る姿がとても印象的でした。





「漫画家魂」という漫画家による復興支援チームを結成し
東北のオリジナルキャラクターをつくり、それを提供しています。
被災地岩手ではお祭りの山車に採用されたり、県庁ホームページ
から漫画の依頼を受けたり、少しずつ浸透しはじめています。





岩手のキャラクターは「確忍者まん丸」といいます。この子です。
福島のキャラクターは「確忍者たいが」です。
会津の白虎隊をイメージしています!


まだまだ福島では浸透していませんが、広めていくお手伝いが
できたらいいなぁと思いました。




わたし自身、漫画が大好きで漫画を描いて育ってきた人間なので
プロの漫画家の方がこうやって来てくださったことに感動して
魂が震えましたが、子供たちがワクワクする漫画をつかって
実際に復興支援している方がいることも、とても衝撃的でした。



被災地を応援してくれようとする気持ちが、私たちの生きる
活力になります!!!



心の底から、ありがとうございます!!!!




ちなみに、一枚目の色紙でピクッと反応した方もいらっしゃる
かもしれませんが、七代目は宇宙刑事世代です。



子供の頃クリスマスプレゼントに、ギャバンの乗り物の
超次元高速機ドルギランを買ってもらったのが
懐かしく思い出されました。




夢を持った大人が、子供に夢と希望を与える。


本当の大人の姿を見たような気がしました。



今後も、「旅館ができること」を通じて、こういった方たちの
活動を支援したいきたいと思う七代目でした。  

Posted by まちゃき七代目 at 16:12Comments(2)七代目おすすめ!