2008年10月05日

飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~

2008年10月4日、飯坂温泉内にある「八幡神社」は
朝の木漏れ日とともに、神聖な空気の中に神輿(みこし)と
数台の太鼓屋台が並んでいた。



今日は、「飯坂けんか祭り」の本祭の当日。




この静かな雰囲気が、夜になると白熱の舞台に様変わりするわけ
だが、いまのこの時点ではそんな空気は微塵も感じられない。



今日の午前中からお昼くらいまでにかけて、太鼓をつんだ各町内
6つの太鼓屋台が、温泉街を練り歩く。しかし、これは「けんか祭」に
使われるものではありません。




八幡神社で神主さんから御祓いをうける6つの太鼓屋台。
海のような穏やかな時間。それは、これから夜に起こることの、
嵐の前の静けさといえるものであることに、はじめて見る方は決して
気付くことはないでしょう・・・




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



八幡神社全景です。太鼓屋台がたくさん集結しています




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



浅学なのでこのお面をかぶった人が何なのか分かりませんが、お祭には必ずいますよね




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



町内の人に御祓いをする神主さん




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



各町内、6つの太鼓屋台がならんでいます




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



御祓いが終わると、町内をあるく「渡御巡幸」に出発します
屋台から聞こえる太鼓の音色に、笛の音色がよりそいます




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



この赤い人は何か意味があると思うのですが、誰か博識な方教えてくださいまし




飯坂けんか祭りギャラリー①~序章~



飾り付け華やかな太鼓屋台です。この厳かな神事から、夜のあの出来事はとても
想像がおよびません・・・




観客の多い夜の部と違って、この朝の風景を見るのは地元の人のみ、
観光客には決して見ることができない景色ではないでしょうか?
わたしも、まさか、この八幡神社で、夜のあの渦巻く炎のような熱気は
この時点ではまったく考えれませんでした




(②につづく)




TIPS『けんか祭り』とは・・・




秋の例大祭は、五穀の豊饒を神に感謝し、氏子崇拝者の隆昌を祈願する祭
である。本祭の神輿渡御は町内を巡幸したのち、夜の帳が降りると大勢の
若衆に担がれた6台の太鼓屋台を従え、御旅所を出発する。神輿を先頭に
境内に入り乱れると、神輿の宮入りを阻む屋台が激しくぶつかり合う。揺れる
提灯の灯明が夜空を焦がし、負けじと打ち鳴らす太鼓の音が大地を轟かす
様は圧巻である。
大阪・岸和田の『地車祭り』、秋田・角館の『飾山ばやし』とともに≪日本三大
けんか祭り≫の異名をとり、湯の町を祭り一色に染める。祭りの歴史は定かで
はないが、太鼓の調べは京都・祇園囃しの流れを汲み、300年余の伝統を
誇る、「下がり半」「三切り」「流し」「宮入り」の4種類の打法があり、儀式太鼓
の風格と勇壮さを今に伝え祭り太鼓保存会や小学校の太鼓クラブによって郷土
の伝統文化が受け継がれている



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Posted by まちゃき七代目 at 19:50│Comments(0)七代目カメラ劇場
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